「簡」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「簡」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ふだ」、「文字を書く竹のふだ」(例:竹簡)
②「ふみ」
ア:「手紙」(例:書簡)
イ:「命令などの書き記し」
③「省く」、「手軽にする」、「手軽」、「おおまか」(例:簡略、簡単)
④「つつましい(遠慮深い態度である、控え目である)」
⑤「少ない」、「少なくする」
⑥「おろそか(いいかげんにすませたり軽く扱ったりして、
まじめに取り組まないさま)」
⑦「おおまか(おおざっぱ、細かい点までは気にしないさま)」
⑧「おごる(地位・権力・財産・才能などを誇って、思い上がった
振る舞いをする、いばる)」
⑨「見下す、あなどる(相手を劣っていると判断しバカにする)」
⑩「おこたる、なまける(すべき事をしないでおく)」
⑪「比べる」、「比べて数える」、「調べる」
⑫「えらぶ」(例:簡抜)
⑬「大きい」、「こころざし(目標)が大きい」(例:狂簡)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(竹+間)。「竹」の象形と「月と門の象形」(門が
閉じても月光がもれるさまから、「すきま」の意味)から、「竹を削り
編んで文字を書くふだ」(ふだとふだの間にすき間がある為)を意味
する「簡」という漢字が成り立ちました。また、「揀(カン)」に通じ(同じ読み
を持つ「揀」と同じ意味を持つようになって)、「えらぶ」の意味も表す
ようになりました。
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読み
音読み:「カン」
常用漢字表外:「ケン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「えら(ぶ)」、「つづま(しい)」、「ふだ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あきら」、「ひろ」、「ふみ」、「もと」、「やすし」
画数
「18画」
部首
「竹(たけ、たけかんむり(竹冠))」
「竹」を含む漢字一覧
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