「収/收」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「収」は小学6年生で習います。「收」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「おさめる」
ア:「受け入れる」、「取り入れる」、「手に入れる」(例:収容)
イ:「取り上げる」、「取り立てる」(例:収責)
ウ:「捕らえる」、「罪人などを捕まえる」
エ:「持つ」、「手にする」、「握る」
オ:「鎮める(乱れているものを、落ち着いて穏やかな状態にする)」
②「おさまる」
ア:「縮む」(例:収縮)
イ:「終わる」、「やむ」
[納・収・修・治の使い分け](おさめる)
「治」・・・「正しくする、なおす。」(例:国を治める、病気を治す)
「納」・・・「入れるべき所に入れる。終わりにする。」
(例:税を納める、飲み納め)
「収」・・・「取りまとめる、鎮める、取り入れる。」
(例:紛争を収める、成功を収める、カメラに収める。)
「修」・・・「学ぶ、身につける。」(例:学問を修める)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です。「2本のひもを1つによじりあわす」象形(「まつわる」の
意味)と「ボクッという音を表す擬声語と右手の象形」(「手でボクッと
打つ・強制する」の意味)から、「物をからめとる」、「手に入れる(おさめる)」
を意味する「収」という漢字が成り立ちました。
※「収」は「收」の略字です。
※「收」は「収」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「シュウ」
常用漢字表外:「シュ」(「收」のみ)
訓読み:「おさ(まる)」、「おさ(める)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「おさむ」、「かず」、「さね」、「しゅう」、「すすむ」、
「なお」、「なか」、「のぶ」、「もと」、「もり」、「もろ」
画数
「4画」(収)
「6画」(收)
部首
「収」の部首
「又(また)」
「又」を含む漢字一覧
「收」の部首
「攵(のぶん(ノ文)、ぼくづくり(攵旁)、ぼくにょう(攵繞))」
「攵」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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