「監」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「監」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「みる」
ア:「上から見下ろして本当の事がわかるまで注意してみる」
イ:「見張る」(例:監察)
ウ:「取り締まる」(例:監督)
②「かんがみる(鏡や手本・先例と照らし合わせて考える)」(同意語:鑑)
③「鏡」、「手本」
④「見張りの役人」
⑤「後宮(王や皇帝などの妻が住む所)に仕える去勢された(性器を切り落と
された)役人。宦官(かんがん)」
日本のみで用いられる意味
⑥「ゲン」
ア:「太政官の直轄領」
イ:「大宰府の三等官」
|
|
成り立ち |
|
会意文字です(臣+人+皿)。「しっかり見開いた目」の象形と「たらいを
のぞきこむ人の象形と水の入ったたらい」の象形から、「鏡(手本)に
写して見る」を意味する「監」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「カン」
常用漢字表外:「ケン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「かんがみ(る)」、「しら(べる)」、「み(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あき」、「あきら」、「かね」、「てる」
画数
「15画」
部首
「皿(さら)」
「皿」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |