「臣」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「臣」は小学4年生で習います。「臣」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「家来(けらい)」
ア:「君主に仕える人」(例:臣下)
イ:「しもべ」、「召し使い」
②「家来となる」、「家来として仕える」
③「家来とする」
④「家来としての役目を尽くす」
⑤「たみ(国家や社会を形成する人々)」
⑥「家来が君主に対する謙遜(控え目に振る舞う時)の自称」
⑦「昔、自分を謙遜して言う言葉」
日本のみで用いられる意味
⑧「おみ(姓(かばね)の1つ。昔、大臣の職に選びだされた貴族階級。
大化の改新以降は、第六位の姓)」
※姓(かばね)とは、古代日本のヤマト王権において、大王(おおきみ)
から有力な氏族に与えられた、王権との関係・地位を示す称号の事。
その後、明治初期まで、公的な制度として続いた。
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成り立ち |
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象形文字です。「しっかり開いた目」の象形から「賢い家来(けらい)」
を意味する「臣」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シン」、「ジン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「おみ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「お」、「おか」、「おん」、「きむ」、「じ」、「しげ」、
「たか」、「ちか」、「とし」、「とみ」、「み」、「みつ」、「みる」
画数
「7画」
部首
「臣(しん)」
「臣」を含む漢字一覧
部首解説:
「臣」をもとにして、見る、目、家来などの意味を含む漢字ができている。
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書き順・書き方 |
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