「欺」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「欺」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あざむく」
ア:「言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる」、「だます」
イ:「軽く扱う」、「ばかにする」、「侮る」、「軽蔑する」
ウ:「~とまぎれる」(例:昼をも欺く月光)
エ:「非難する(相手の欠点や間違いを取り上げて責める)」
②「いつわり(偽)」、「嘘(うそ)」
③「むさぼる(飽きる事なく欲しがる、いつまでも同じ行為を続ける)」
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成り立ち |
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形声文字です(其+欠)。「農具:箕(み)」の象形(「農具:箕・方形をして整って
いる」の意味だが、ここでは「期(キ)」に通じ(同じ読みを持つ「期」と同じ意味
を持つようになって)、「まつ(末)」の意味)と「人が口を開けている」象形
から、期待したものが、最終的に得られなくて、あいた口がふさがらない事
を意味し、そこから、「あざむく」を意味する「欺」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ギ」
常用漢字表外:「キ」
訓読み:「あざむ(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「12画」
部首
「欠(あくび(欠伸)、かける、けんづくり(欠旁))」
「欠」を含む漢字一覧
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