「欠」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「欠」は小学4年生で習います。「欠」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「かける(かく)」(同意語:缺)
ア:「1部分が壊れる」(例:歯が欠ける)
イ:「足りなくなる」、「不足する」(例:欠乏)
ウ:「廃(すた)れる(使われなくなる、盛んだったものが衰える)」
②「かけ」(同意語:缺)
ア:「傷」
イ:「不足」、「不備」
ウ:「官職などの空き」、「欠員」
③「あくびする」(例:欠伸)
④「税を納めない事」
日本のみで用いられる意味
⑤「カン(目方・分量が減る事、目減り)」
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成り立ち |
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象形文字です。「人が口を開けている」象形から「口をあける」、
「あくびする」を意味する「欠」が成り立ちました。のちに、「缺(ケツ)」
に通じ(同じ読みを持つ「缺」と同じ意味を持つように
なって)、「かける」の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「ケツ」
常用漢字表外:「ケン」
訓読み:「か(く)」、「か(ける)」
常用漢字表外:「あくび」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「4画」
部首
「欠(あくび(欠伸)、かける、けんづくり(欠旁))」
「欠」を含む漢字一覧
部首解説:
「欠」をもとにして、息を吐く・吸うなど口を開ける事、また、
そういう状態を伴う気持ちの動きに関係する漢字ができている。
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書き順・書き方 |
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