「枢/樞」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「枢/樞」は中学生で習います。「樞」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「とぼそ・くるる(開き戸を開閉する軸となる所)」
②「からくり(仕掛け、仕組み、構造)」
③「かなめ(大切な所)」(例:枢要)
④「真ん中」、「中央」(例:中枢)
⑤「天子(国を治める人)の地位」、「国の政治の統治権(支配権)」
⑥「よりどころ(頼りとする所)」
⑦「北斗七星の第一星」
⑧「あきにれ(ニレ科の落葉高木)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(木+区(區))。「大地を覆う木」の象形と「四角な
物入れの象形と品(器物)の象形」(「区切って囲う」の意味だが、ここでは、
「クルッとまわる」の意味)から、「とぼそ・くるる(開き戸を開閉する軸
となる所)」を意味する「枢」という漢字が成り立ちました。
※「枢」は「樞」の略字です。
※「樞」は「枢」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「スウ」
常用漢字表外:「シュ」(樞のみ)
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「かなめ」、「とぼそ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「たる」
画数
「8画」(枢)
「15画」(樞)
部首
「木(き、きへん(木偏))」
「木」を含む漢字一覧
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