「梶」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「梶」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「こずえ(木の幹や枝の先。木の先端)」(同意語:梢)
日本のみで用いられる意味
②「かじのき(クワ科の落葉高木。若枝の皮は日本紙製造の
原料となる。)」
③「平安時代以降、公家社会に行われた衣服の表地と裏地、
また衣服を重ねて着たときの色の取り合わせの名前。表・裏
ともに、もえぎ色(暗い緑色)で、初秋のころに用いる」
④「船の後ろにあって船の方向を定める器具」(同意語:舵)
⑤「水をかいて船をこぎ進める道具」
⑥「家々で定めている紋章(マーク)の名前。和船の舵をかたどったもの」
⑦「人力車・荷車などを引くための長い柄」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(木+尾)。「大地を覆う木」の象形と「獣の尻の象形
が変形したものと毛の生えているさまを表した象形」(「毛のあるしっぽ」の
意味)から、「木のしっぽの方、こずえ」を意味する「梶」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「ビ」、「ミ」
訓読み:「かじ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「こずえ」、「すえ」
画数
「11画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
「木」を含む漢字一覧
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「尾」、「梢」、「舵」
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