「繡/繍」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「繡/繍」は常用漢字外です。「繡」は人名用漢字です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ぬいとり(模様や文字を糸で縫い込むこと。また、その模様。
また、その模様をつけた布。)」(例:刺繍)
②「ぬいとりする」
③「美しく飾った」、「うつくしい(美)」(例:繍戸)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(糸+肅)。「より糸」の象形(「糸」の意味)と
「さおを手に持つ象形と両岸が迫り、間にふち(底が深く水が
よどんでいる所)のある形の象形」(ふちに竿をさす事を意味し、
そこから、「おごそか(空気が重々しく近寄りがたい)」の意味)から、
「おごそかな縫い込み模様」を意味する「繍」という漢字が成り立ちました。
※「繍」は「繡」の略字です。
※「繡」は「繍」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「シュウ(シウ)」、「シュ」
訓読み:「うつく(しい)」、「にしき」、「ぬいとり」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あや」、「ぬい」
画数
「19画」(繡)
「17画」(繍)
部首
「糸(いと、いとへん(糸偏))」
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「肅」、「美」
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