「望」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「望」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「のぞむ」
ア:「願う」(例:希望、待望)
イ:「見渡す」(例:眺望)
ウ:「見上げる」(例:仰望)
エ:「向き合う」、「相対する」
②「のぞみ」
ア:「ねがい」(例:願望)
イ:「ながめ」、「見晴らし」
ウ:「ほまれ(名誉)」、「名声」(例:声望)
③「うらむ」、「うらみ責める」、「うらみ」(例:怨望(えんぼう))
④「憂える(心の苦しみを人に訴える)」
⑤「もち(満月、満月の日、陰暦十五夜の月)」
⑥「祭りの名前。昔、王侯が柴を焼いて、領内の山川の神を
祭った祭り。また祭られる山・大川。」
[望・臨の使い分け](のぞむ)
「望」・・・「希望する、遠くを眺める。」(例:転職を望む、富士山を望む)
「臨」・・・「そこへ行く、近くにある。」(例:会議に臨む、湖に臨むホテル)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(月+壬+亡)。甲骨文では「背伸びした人の上に
強調した目のある」象形で「遠くをのぞむ」を意味する「望」という漢字が
成り立ちました。(金文から、「月」が付されるようになり、「満月」の意味も
表すようになりました。)
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読み
音読み:「ボウ」、「モウ」
訓読み:「のぞ(む)」
常用漢字表外:「もち」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「のぞみ」、「のぞむ」、「み」
画数
「11画」
部首
①「月(つき、つきへん(月偏)、にくづき(肉月))」
「月」を含む漢字一覧
②「玉・⺩(おう(王)、おうへん(王偏)、たま(玉)、たまへん(玉偏))」
「玉・⺩」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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