「因」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「因」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「よる」
ア:「基づく」、「ふまえる(根拠とする)」、「従う」
イ:「頼む」、「頼る」
ウ:「就く(ある地位に身を置く)」
②「起こり(物事の始まり)」、「もと(原因)」(例:起因、勝因)
③「ちなむ(関係がある、関連がある、縁がある)」
④「身や心を寄せて頼りとするところ」、「頼みとする人」
⑤「手がかり」、「方法」
⑥「訳」、「理由」
⑦「よって・よりて(それが原因で)」
[因・寄の使い分け](よる)
「因」・・・「基づく、根拠・原因となる。」(例:不注意に因る事故)
「寄」・・・「近づく。」(例:左へ寄る)
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成り立ち |
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会意文字です(囗+大)。「寝るときに下に敷く敷物(しとね)」の象形と
「人」の象形から、人がしとねに伏している事を表し、そこから、
「よる(もとづく)」、「原因」を意味する「因」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「イン」
訓読み:「よ(る)」
常用漢字表外:「ちなみ」、「ちな(む)」、「よすが」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「なみ」、「ゆかり」、「よし」、「より」、「よる」
画数
「6画」
部首
「囗(くに(国)、くにがまえ(国構))」
「囗」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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