「判」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「判」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「分かれる(1つだったものが、別々の区別できるまとまりとなる)」
②「分ける(分かつ)」、「見分ける」、「区別する」
③「裁く(善悪・正しいか、正しくないかを判断する)」、「裁き」(例:審判)
④「決める」、「定める」
⑤「決め」、「定め」
⑥「半分」、「かたわれ」
日本のみで用いられる意味
⑦「ハン(その一面に文字やシンボルを彫刻し、個人・官職・団体のしるし
として公私の文書に押して痕跡(印影・印痕)を残すことにより、
その責任や権威を証明するもの)」
⑧「バン」
ア:「昔の金貨の称」(例:大判、小判)
イ:「紙などの大きさの称」(例:大判、A5判)
⑨「わかる」、「理解する」
[分・解・判の使い分け](わかる)
「解」・・「複雑な事がはっきりする」(例:方程式が解る)
「判」・・「はっきりと区別出来る」(例:違いが判る、犯人が判る)
「分」・・「解」・「判」に置き換えて使う事ができる。また、
人の言うこと・考えを理解して受け入れる際も「分」を
使う。(例:国語の問題が分かる、冗談が分かる)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(半+刂(刀))。「2つに分かれている物と角のある牛の象形」
(牛のように大きな物を2つに「分ける」の意味)と「刀」の象形から、刀で
はっきり「分ける」を意味する「判」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ハン」、「バン」
訓読み:常用漢字表内はなし。
常用漢字表外:「わか(る)」、「わ(ける)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さだ」、「ちか」、「なか」、「ゆき」
画数
「7画」
部首
「刂(りっとう(立刀))」
「刂」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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