「敵」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「敵」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「かたき」、「てき」
ア:「勝負や争いの相手」(例:強敵)
イ:「恨みのある相手」
②「相手」
ア:「自分と釣り合う者」、「対等の者」
イ:「自分に反抗する者」
③「あたる」
ア:「釣り合う」(例:匹敵)
イ:「反抗する」、「対抗する」(例:敵対)
④「応える、応じる(働きかけに対して、それに添うような反応を示す)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(啇(啻)+攵(攴))。「木を組んで縮めた形の神を祭る台
と口の象形」(「1つに絞る・中心に寄っていく」の意味)と「ボクッという音を
表す擬声語と右手の象形」(「手でボクッと打つ」の意味)から、手向かっていく
相手、「てき」を意味する「敵」という漢字が成り立ちました。
※擬声語とは、動物の音声や物体の音を象形文字で表したもの
を言います。
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読み
音読み:「テキ」
訓読み:「かたき」
常用漢字表外:「あだ」、「かな(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「とし」、「とも」
画数
「15画」
部首
「攵(のぶん(ノ文)、ぼくづくり(攵旁)、ぼくにょう(攵繞))」
「攵」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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