「異」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「異」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「ことなる」
ア:「同じでない」、「変わっている」
イ:「他の」、「別の」
②「普通でない」、「並みでない」
ア:「めずらしい」(例:奇異)
イ:「優れている」、「非凡である(普通より特に優れている)」
ウ:「不思議である」、「不思議な」
③「変わった事・物」、「不思議(常識では理解できない)」(例:怪異)
④「災い(人に不幸をもたらす出来事)」(例:天変地異)
⑤「謀反(国家・朝廷・君主にそむいて兵をあげる事」、
「国家や政府が持つ国民に対する強制力にさからう事」、
「裏切りを計画しようとする考え」(例:異心)
⑥「ことにする」
ア:「違う」
イ:「別にする」、「特別にする」、「区別する」
⑦「イとする」
ア:「めずらしがる」
イ:「優れていると考える」
ウ:「不思議に思う」
エ:「あやしむ(普通ではない・変だと思う)」
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成り立ち |
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象形文字です。「人が鬼を追い払う際ににかぶる面をつけて両手を
あげている」象形で、それをかぶると恐ろしい別人になる事から、
「ことなる」、「普通でない」を意味する「異」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「イ」
訓読み:「こと」、「こと(なる)」
常用漢字表外:「あや(しい)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「より」
画数
「11画」
部首
①「田(た、たへん(田偏))」
「田」を含む漢字一覧
②「八(は、はち、はちがしら(八頭))」
「八」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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