「盛」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「盛」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「もる」
ア:「物を容器にいっぱいにする」
イ:「高く積み上げる」
ウ:「薬を作って人に飲ませる」
エ:「はかりに目盛り(しるし)を刻みつける」
②「もりもの」
ア:「食べ物を入れて・積んで、食卓に置く容器・皿」
イ:「神仏に供える(差し上げる)もの」
③「物を入れる容器」、「皿」
④「さかん」、「さかり」
ア:「物事の勢いが強い事。また、その時期。」(例:全盛期)
イ:「人の一生のうちで心身ともに最も充実した状態・時期」
ウ:「茂る」(例:茂盛)
エ:「年が若い」
オ:「多い」
カ:「広く大きい」
キ:「手厚い(扱い方やもてなし方が親切で丁寧である)」
ク:「はなはだしい(程度が普通の度合いをはるかに超えている)」
ケ:「厳しい」
コ:「礼儀正しくて、重々しい・近寄りがたい」
サ:「立派」、「優れた」
⑤「さかんになる」
⑥「さかんにする」
日本のみで用いられる意味
⑦「さかり」
ア:「人が多く集まる事」(例:盛り場)
イ:「若くて元気が良いさま」
ウ:「動物が異性と性的行為をしたいと考える時期」
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成り立ち |
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形声文字です(皿+成)。「食物を盛る皿」の象形と「大きな刃のついた
まさかりの象形と釘の頭上からみた象形」(「くぎづけする・平定する」
の意味だが、ここでは、「盈」に通じ(「盈」と同じ意味を持つように
なって)、「みたす」の意味)から、皿に農作物を満たして、神への
供え物とする事を意味し、そこから、「もる」、「さかん」を意味する
「盛」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジョウ」、「セイ」
訓読み:「さか(る)」、「さか(ん)」、「も(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「さかり」、「しげ」、「しげる」、「しょう」、「たけ」、「みつ」、「もり」
画数
「11画」
部首
「皿(さら)」
「皿」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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