「篠」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「篠」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「しの(しのだけ。根笹の仲間の総称。細くて、群がって生える竹。
矢を作るのに用いる。)」
※根笹とは、イネ科の植物。西日本の山野に群生し、高さ3メートルに
達する。茎は地中を横に伸び、強い。葉は細長く、先が急にとがる。
4、5月ごろ花をつける。
②「しのぶえ(篠竹(しのだけ)を裸身のまま使った横笛)の略」
③「植物の繊維(繊維(細い糸状の物質)から糸にするまでの工程で、
不純物の除かれた繊維を長さをそろえて太いひも状にしたもの」
④「あじか(土を運ぶのに用いる竹製の器具)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(竹+條)。「竹」の象形(「竹」の意味)と「横から
見た人の象形とボクッという音を表す擬声語と右手の象形と水の
省略形(人の背に水を流して手で洗うさまから、「長いすじとなって
流れる水」の意味)と大地を覆う木の象形」(「木の長いすじ」、「えだ」
の意味)から「えだのような細い竹:しの」を意味する「篠」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「ショウ」
訓読み:「しの」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ささ」
画数
「17画」
部首
「竹(たけ、たけかんむり(竹冠))」
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