「応/應」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「応」は小学5年生で習います。「應」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順(応) |
意味 |
①「こたえる(相手の行動や状況を受け、見合うような行動をとる)」、
「返事する」(例:呼応)
②「引き受ける」、「承知する」
③「順(したが)う」(言う事を聞く)(例:順応)
④「求めにおうじる」(例:応召)
⑤「他の動きにつれて起こる」(例:反応)
⑥「楽器の名前」
ア:「小さい太鼓(たいこ)の一種。振りつづみ」
イ:「木製の長方形の打楽器」
⑦「指名される」、「受ける」
⑧「まさに~べし」(助字)
ア:「当然」
イ:「おそらく~であろう」
ウ:「当然~すべきであろう」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(䧹+心)。「屋根と横から見た人と尾の短いずんぐり
した小鳥の象形」(「鷹(たか)」の意味)と「心臓」の象形から、狩りに使う鷹を
胸元に引き寄せておく事を意味し、そこから、「受ける」、「指名される」を
意味する「応」という漢字が成り立ちました。
※「応」は「應」の略字です。
※「應」は「応」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「オウ」
常用漢字表外:「ヨウ」(應のみ)
訓読み:「こた(える)」
常用漢字表外:「まさ(に)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「かず」、「たか」、「のぶ」、「のり」、「まさ」
画数
「7画」(応)
「17画」(應)
部首
①「广(まだれ(麻垂))」
「广」を含む漢字一覧
②「心(こころ)」
「心」を含む漢字一覧
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書き順・書き方(応) |
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