「熟」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「熟」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「煮る(水などの中に食物を入れ、火にかけて熱を通す)」、「煮える」
②「みのる」、「うれる」、「じゅくする」
ア:「草木や穀物などが実を結ぶ」
イ:「実を食べるのにちょうどよい時期になる」(例:熟柿)
③「慣れる」、「慣らす」(例:習熟)
④「完全・十分な状態に達する」(例:熟睡・未熟)
⑤「つらつら、つくづく、よくよく(念を入れて物事を考えたり、見たりするさま)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(孰+灬(火))。「基礎となる台の上に建っている
先祖を祭る場所の象形と人が両手で物を持つ象形」(「食べ物を持って
煮て人をもてなす」の意味)と「燃え立つ炎」の象形から、「よく煮込む」を
意味する「熟」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジュク」
訓読み:「う(れる)」
常用漢字表外:
「う(む)」、「こな(す)」、「こな(れる)」、「つくづく」、
「つらつら」、「な(れる)」、「に(える)」、「に(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「なり」
画数
「15画」
部首
「灬(れっか(列火)、れんが(連火))」
「灬」を含む漢字一覧
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