「継/繼」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「継」は中学生で習います。「繼」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「つぐ」
ア:「つなぐ」、「つなぎ合わせる」(例:中継)
イ:「続ける」(例:継続)
ウ:「前の者の言葉などを受け、次の者に伝える」(例:継承)
エ:「衣服の、破れたり、傷んだりした箇所に布などを当てて直す」
②「つぎ(後を引き受ける者)」(例:後継者)
③「ついで」
ア:「続いて」
イ:「やがて」、「間もなく」
日本のみで用いられる意味
④「つぎ(着物や布の破れに他の布などを当て補修する事。
またその補修する物)」
⑤「まま(血のつながりがない事)」(例:継母)
[次・継・接の使い分け](つぐ)
「次」・・・「何かの後に続く。」(例:相次ぐ事件)
「継」・・・「ひとつづきにする、受け継ぐ。」(例:布を継ぐ、後継ぎ)
「接」・・・「切れ目をつなぎ合わせる。」(例:接ぎ木)
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成り立ち |
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象形文字です。「糸に糸をつなぐ」象形から、「つぐ」、「つなぐ」を
意味する「継」という漢字が成り立ちました。
※「継」は「繼」の略字です。
※「繼」は「継」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ケイ」
訓読み:「つ(ぐ)」
常用漢字表外:「まま」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「つぎ」、「つぐ」、「つね」、「ひで」
画数
「13画」(継)
「20画」(繼)
部首
「糸(いと、いとへん(糸偏))」
「糸」を含む漢字一覧
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