「猛」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「猛」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「たけだけしい犬(勇気があって強そうな犬)」
②「たけし」
ア:「勇気があって強い」(例:猛将)
イ:「あらあらしい(非常に乱暴だ)」(例:獰猛(どうもう))
ウ:「きびしい」、「激しい」、「ひどい」(例:猛烈)
③「たける」
ア:「勇気・力がある」
イ:「非常に乱暴である」
ウ:「程度が普通の状態をはるかに超えている」
④「にわか(突然)」
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成り立ち |
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形声文字です(犭(犬)+孟)。「耳を立てた犬」の象形と「頭部が大きく手足
のなよやかな乳児の象形と、食物を盛る皿の象形(「萌(モウ)」に通じ(「萌」と
同じ意味を持つようになって)「はじめ」の意味)」(「はじめの子」の意味だが、
ここでは、「罵(バ)」に通じ、「ののしる」の意味)から、ののしる犬を意味し、
そこから、「たけだけしい(強そうである)」を意味する「猛」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「モウ」
常用漢字表外:「ボウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「たけ(し)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「たか」、「たけ」、「たけお」、「たけき」、「たけし」、「たける」
画数
「11画」
部首
「犭(けものへん(獣偏)、いぬへん(犬偏))」
「犭」を含む漢字一覧
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