「恒/恆」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「恒」は中学生で習います。「恆」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「つね」
ア:「いつでも変わることなく同じであること」、「一定している」、「不変」
イ:「いつもそうであること」、「普段」、「日常」
ウ:「特別でないこと」、「普通」、「平凡」
エ:「昔からそのようになるとされていること」、「習慣」
オ:「他の例と同じように、その傾向のあること」
②「つねに(いつも、永久に)」
③「つねにする(変えない)」
④「つねとする(普通のこととみなす)」
⑤「久しい(長い時間がたっている)」、
「永久(いつまでも限りなく続くこと)」(例:恒久)
⑥「易の六十四卦の1つ。永久に変わらないかたちを表す漢字」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(忄(心)+亘(亙))。「心臓」の象形と「月が天空の一方から
一方へわたる事を表す文字(亙)」(「一方から一方へ常にわたる」の意味)から、
「いつも変わらない心」、「つねに(不変)」を意味する「恒」という漢字が成り立ち
ました。
※「恆」の字形を誤って「恒」となりました。
※「恆」は「恒」の旧字(以前に使われていた字)です。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「コウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「つね」、「つね(に)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「たけ」、「ちか」、「のぶ」、「ひさ」、「ひさし」、「ひとし」
画数
「9画」(恒)
「9画」(恆)
部首
「忄(りっしんべん(立心偏))」
「忄」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |