「殖」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「殖」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「くさる(細菌の作用で植物性・動物性のものが分解して変質する)」
②「茂る(草木が生長して、枝葉がたくさん生え出る)」
③「育つ」、「育てる」
④「伸びる」、「伸ばす」
⑤「ふえる(そのもの自体の力によって多くなる)。また、ふえたもの」
⑥「ふやす」
⑦「植える」
⑧「立てる」
[増・殖の使い分け](ふえる・ふやす)
「増」・・・「他から加わって多くなる。」(例:水が増える)
「殖」・・・「そのもの自体の力によって多くなる。」(例:利息が殖える)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(歹+直)。「肉の削りとられた人の白骨死体」の象形と
「上にまじないの印の十をつけた目」の象形(「まっすぐである」の意味)から、
まっすぐ伸びた硬直死体を意味し、そこから、「くさる」、「のびる」を意味する
「殖」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ショク」
訓読み:「ふ(える)」、「ふ(やす)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「え」、「しげる」、「たね」、「なか」、「のぶ」、「ます」、「もち」
画数
「12画」
部首
「歹(がつ、がつへん(歹偏)、かばねへん、いちたへん(一タ偏)、しにがまえ)」
「歹」を含む漢字一覧
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