「漏」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「漏」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「もる」、「もれる」
ア:「液体・気体・光などがすきまから外へ出る」
イ:「秘密が外に知れる」、「ばれる」
ウ:「ある範囲からはずれる」(例:選考に漏れる)
エ:「当然あるべきものがない」(例:書き漏れる)
②「もらす」
ア:「液体・気体・光などをすきまから外へ出す」
イ:「秘密を外に出す」、「ばらす」
ウ:「心の中の思いを表情や声に出す」
エ:「必要な事柄をぬかす・落とす」
オ:「取り逃す」
カ:「必要なことをし忘れる」
③「物忘れのひどいこと」
④「水時計」
⑤「時刻」、「時間」
⑥「ロ(煩悩の事)」(仏教語)
※煩悩とは、人間の心身の苦しみを生み出す精神(心)の働きの事を
言います。欲望・怒り・悲しみなどがあります。
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(氵(水)+屚)。「流れる水」の象形(「水」の意味)と
「片開きの戸の象形と雲から水滴がしたたり落ちる象形」(「戸・屋根に
穴が開いて雨水がもれる」の意味)から、「もれる」を意味する「漏」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ロウ」
訓読み:「も(る)」、「も(れる)」、「も(らす)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「14画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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