「如」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「如」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「もし(もし~ならば)」(仮定の助字)
②「ごとし(~のようである)」(比況(他とくらべて、それにたとえること)の助字)
③「~にしかず(~には及ばない)」(例:百聞は一見に如かず)
④「ゆく(行く)」、「行き着く」、「ある場所・方向へ向かって行く」
⑤「いかんせん(如何せん)」
ア:「どうしたらよかろうか」、「どうしようか」
イ:「いい方法が見いだせないことを表す」、「残念にも」
⑥「いかん(如何)」
ア:「事のなりゆき」、「ようす」
イ:「文末に用いて、状態などについての疑問を表す」、「どんなであろうか」
⑦「語尾につけて形容語(物事の姿・性質・ありさまなどを表す語)を
作る」(例:突如)
⑧「ニョ(ありのままの真の姿)」(例:真如)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(女+口)。「両手をしなやかに重ねひざまずく女性」
の象形(「従順な女性」の意味)と「口」の象形(「神に祈る」の意味)から、
「神に祈って従順になる」を意味する「如」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジョ」、「ニョ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「ごと(し)」、「し(く)」、「も(し)」、「ゆ(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「いく」、「すけ」、「なお」、「もと」、「ゆき」、「よし」
画数
「6画」
部首
「女(おんな、おんなへん(女偏))」
「女」を含む漢字一覧
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