「啓」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「啓」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ひらく」
ア:「開ける」、「開放する」
イ:「わからないことを教えて導く」(例:啓発)
ウ:「広がる」、「広げる」
エ:「始める」、「おこす」、「始まる」
②「軍隊の先鋒」、「先頭に立つ部隊」(反意語:殿)
③「先払い(前払い)」
④「申す」、「申し上げる」(例:拝啓)
⑤「公文書(国や地方公共団体の機関または公務員が、
その職務上作成する文書)」
⑥「上申書(じょうしんしょ官公庁や警察などに対して、法的な所定の手続きなど
によらずに単に申し立てや報告などを行うための書類や報告書)」
⑦「出発する」、「身分の高い人の外出の敬称(尊敬の気持ちを込めて、
使う言葉)」
⑧「立春・立夏の気候(気温・降水量・風など)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(戸(戶)+攵(攴)+口)。「片開きの戸の象形と右手
の象形」(「手で戸を開く」の意味)と「口」の象形から、「口を開いて物
を言う」、「開く」を意味する「啓」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ケイ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「ひら(く)」、「もう(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あき」、「あきら」、「さとし」、「たか」、「てる」、「のぶ」、
「のり」、「はじめ」、「はる」、「ひ」、「ひで」、「ひらき」、
「ひらく」、「ひろ」、「ひろし」、「ひろむ」、「よし」
画数
「11画」
部首
「口(くち、くちへん(口偏))」
「口」を含む漢字一覧
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