「覇/霸」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「覇」は中学生で習います。「霸」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「月が初めて光を発する」
②「はたがしら(武力で天下をとる者)」(例:覇王、覇者)
③「力によって支配すること。また、競技で優勝すること。」
(例:覇権、覇者、連覇)
④「川の名前。中国の黄河の支流である渭水(いすい)の支流」
(例:覇水)
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成り立ち |
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形声文字です。「天の雲から水滴がしたたり落ちる象形と頭から尾
までをはいだ獣の皮の象形」(「白」に通じ(同じ読みを持つ「白」と同じ
意味を持つようになって)、「しろい」の意味)と「月の欠けた」象形から、
「三日月の白い光」を意味する「覇」という漢字が成り立ちました。
また、「伯(ハク)」に通じ、「武力によって天下を治める者」の意味も
表すようになりました。
※「覇」は「霸」の略字です。
※「霸」は「覇」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ハ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「はたがしら」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「はる」
画数
「19画」(覇)
「21画」(霸)
部首
「覇」の部首
「襾・覀(おおいかんむり(覆冠)、かなめのかしら(要の頭)、にし)」
「襾・覀」を含む漢字一覧
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