「衷」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「衷」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「まこと、まごころ(本当の気持ち)」(例:衷心)
②「中」、「中央」
③「適当(ある条件・目的・要求などに 、うまくあてはまること)」(例:折衷)
④「正しい」、「善い(行為がよい)」
⑤「肌着」、「下着」
⑥「上着のしたに着こむ」
⑦「ほどよい」、「調度よい」、「かたよらない」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(衣+中)。「身体にまつわる衣服のえりもと」の
象形(「衣服」の意味)と「軍の中央に立てる旗」の象形(「中」の意味)
から、中の方に着る「肌着」を意味する「衷」という漢字が成り立ちました。
転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、「真心(本当の気持ち)」
の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「チュウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「うち」、「こころ」、「まこと」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あつ」、「ただ」、「ただし」、「よし」
画数
「9画」
部首
①「亠(なべぶた(鍋蓋)、けいさんかんむり(卦算冠))」
「亠」を含む漢字一覧
②「衣(ころも)」
「衣」を含む漢字一覧
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