「中」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「中」は小学1年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「なか」
ア:「空間的に仕切られた物の内側」(例:教室の中に入る)
イ:「ある物や場所等の端から最も離れた所。ちゅう。」
(例:中に詰めて座る、真ん中、中心、中央)
ウ:「二つの物事の間。ちゅう。」(例:ハムを中に挟む、中間)
エ:「入口から奥に入った所」、「物の奥深い所」(例:山の中で迷う)
オ:「表面から隠れた部分」(例:腹の奥を探る)
カ:「限られた範囲に含まれる部分。ちゅう。」
(例:学校の中で一番、夜中、車中、年中)
キ:「ある状態が続いている時。ちゅう。」(例:雨の中を歩く、最中)
ク:「ある月の15日頃。ちゅう。」(例:中旬)
ケ:「三人兄弟の二番目」
コ:「半分くらい(平均)の程度の物事。並。ちゅう。」(例:中等、中位)
サ:「遊里(女と遊ぶ店が集まった地域)。江戸の吉原と大坂の新町。」
②「仲間うち」(例:連中)
③「ほどよい(ちょうどよい)」、「偏らない」(例:中立)
④「中国の略」(例:中華、日中)
⑤「当てる」、「当たる」(例:百発百中、命中)
⑥「(毒などを)受ける」(例:中毒)
⑦「適(かな)う(当てはまる)」(例:的中)
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成り立ち |
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指事文字です。 「軍の中央に立てる旗」の象形から「うち」を
意味する「中」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「チュウ」
訓読み:「なか」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あたる」、「あつ」、「かなめ」、「ただ」、「ただし」、「な」、
「なかち」、「なかば」、「のり」、「よし」
画数
「4画」
部首
①「丨(ぼう(棒)、たてぼう(縦棒))」
「丨」を含む漢字一覧
②「口(くち、くちへん(口偏))」
「口」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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