「新」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「新」は小学2年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「あたらしい・しん」(反意語:古い)
ア:「初めてである」(例:新しく事業を始める、新刊)
イ:「その状態になってから・出来てから時間が少ししか経っていない」
(例:新しい家、記憶に新しい事件、新人)
ウ:「使い始めて少ししか時間が経っていない」(例:新しい車、新車)
エ:「以前のものと違っている」(例:絵を新しく書き直す、刷新)
オ:「今までなかった進んだ物事」(例:新しい技術、斬新)
カ:「食べ物等が生き生きしている(生きる為に必要な力を
持っているような状態である)」(例:新しい魚、新鮮)
②「あらた」
ア:「初めてな様(さま)」(例:新たに事業を始める)
イ:「その状態になってから・出来てから時間が少ししか経っていない」
(例:新たな事件、新たな建物)
ウ:「今までなかった進んだ物事」(例:新たな技術)
エ:「改めて行う(改善する)様(さま)」(例:考えを新たにする)
②「あたらしくする(以前のものと違った状態にする。悪い点・
十分ではない(足りない)点を良い方へ変える)」(例:更新、刷新)
③「国名。前漢(紀元前206年-8年)末、王莽(おうもう)が
建てた国(8年-23年)」
④「あら、にい(語の上に付けて「あたらしい」の意味を表す)」
(例:新所帯、新妻)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(辛+木+斤)。「刃物」の象形と「大地を覆う木」の
象形と「曲がった柄の先に刃をつけた手斧」の象形から、木を切った際、
切り口の鮮やかな所から、転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、
「あたらしい」を意味する「新」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シン」
訓読み:「あたら(しい)」、「あら(た)」、「にい」
常用漢字表外:「さら」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あきら」、「あらた」、「すすむ」、「ちか」、「はじめ」、「よし」、「わか」
画数
「13画」
部首
「斤(おの、おのづくり、きん、はかり)」
「斤」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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