「鮮」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鮮」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あざやか」
ア:「色や形がはっきりとしていて、美しいさま」(例:鮮明)
イ:「技術・動作などがきわだって(目立って)優れているさま」
ウ:「容姿などがきわだって(目立って)美しいさま」
エ:「魚・肉・野菜などが、新しくて生き生きとしていること」
(例:新鮮)
②「生魚(なまざかな)」
③「生肉(なまにく)」、「鳥や獣の新しい肉」
④「魚のなます」(なますは、魚の赤身・白身に調味料を合わせて
生食する古代中国に由来する料理の事を言う)
⑤「潔(いさぎよ)い」、「汚れがない」
⑥「善(よ)い」
⑦「美しい」、「艶(あで)やか」、「みめよい(顔全体の形が美しい)」
⑧「華(はな)やか」
⑨「少ない」、「乏(とぼ)しい」
⑩「稀(まれ)である」
⑪「尽きる」
⑫「若死に(若くして死ぬこと)」
⑬「奉(たてまつ)る」(同意語:献)
⑭「大きな山から離れている所にある小山。はなれ山。」
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成り立ち |
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会意文字です(魚+羊)。「魚」の象形と「羊の首」の象形から、新鮮さ
を求める魚や羊をあげて、「あたらしい」、「いきいきしている」、
「生魚」、「生肉」を意味する「鮮」という漢字が成り立ちました。
(また、「尟(セン)」に通じ、「すくない」、「とぼしい」の意味も表す
ようになりました。)
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読み
音読み:「セン」
訓読み:「あざ(やか)」
常用漢字表外:「あたら(しい)」、「すく(ない)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あき」、「あきら」、「き」、「きよ」、「さと」、「まれ」、「よし」
画数
「17画」
部首
「魚(うお、うおへん/さかなへん/ぎょへん(魚偏))」
「魚」を含む漢字一覧
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