「華」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「華」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はな(花)」、「草木の花の総称」
②「花が咲く」
③「はなやか」
ア:「花が開いたように、明るく人目を引きつけるさま」、
「美しい」、「見事」(例:豪華)
イ:「表面・外面だけの美しさ」(例:華言)
ウ:「勢いなどが盛んなさま」
エ:「きわだって(目立って)はっきりしているさま」
④「いろどり(色の配色)」、「つや」、「飾り」、「模様」、「輝き」(例:光華)
⑤「栄える(勢いが盛んになる)」(例:栄華)
⑥「名声(高い評価)を得る」
⑦「白い」、「白い粉」、「おしろい(女性が顔や首筋などに塗布して
肌を色白に見せるために使用する化粧品)」
⑧「裂く(破る)」
⑨「中国の自称」、「中国の意味」
⑩「中華(中国人が自国をよぶときの美称。漢民族が自己を世界の中心
とする意識の表現)の略」
⑪「木の名前。樺(かば)」
⑫「山名。崋山(五岳の1つ)」
[花・華の使い分け](はな)
「花」・・・「植物のはな」、「美しいものの例え」(例:生け花、花の都)
「華」・・・「そのグループで最も優れているもの」、「グループの代表」
(例:武士道の華)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です。「並び生えた草」の象形(「草」の意味)と「木の花
や葉が長く垂れ下がる象形と弓のそりを正す道具の象形(「弓なりに曲がる」
の意味)」(「垂れ曲がった草・木の花」の意味から、「はな(花)」を意味する
「華」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カ」、「ケ」
常用漢字表外:「ゲ」
訓読み:「はな」
常用漢字表外:「しろ(い)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「きよ」、「は」、「はる」、「ふさ」、「よし」
画数
「10画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
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