「璽」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「璽」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「しるし(印章(はんこ)。秦代以前は、天子(国を治める人)や
諸侯・大夫・士などの印章を言い、秦・漢代以後は、特に天子
の印章の事を言った)」
日本のみで用いられる意味
②「たま(三種の神器の1つである、八尺瓊曲玉 (やさかにのまがたま)
の事を言う。現在は、皇居・新吹上御所の「剣璽の間」(けんじのま)
に保管されている。)」
※「璽」は、日常で使われる事はほとんどないが、全日本国民が
読める事が前提となっている日本国憲法で使用されている漢字
の為、常用漢字となっている。
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(爾+王(玉))。「美しく輝く花」の象形(「美しく盛んな花」
の意味)と「3つの玉を縦のひもで貫き通した」象形(「玉、宝石」の意味)
から、「王土を支配する者の輝かしい印」を意味する「璽」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジ」
訓読み:「しるし」
画数
「19画」
部首
「玉・⺩(おう(王)、おうへん(王偏)、たま(玉)、たまへん(玉偏))」
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