「奎」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「奎」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「また」(同意語:股)
ア:「胴から足が分かれている所。足のつけね。」
イ:「一つのもとから二つ以上に分かれている所。また、
そうなっているもの。」
②「星宿の名前。二十八宿の1つ。西方にあり、十六星ある。
アンドロメダ座にあたる。文章をつかさどる(管理する)という。」
(例:奎星)
※二十八宿とは、月が地球を一周するあいだに通過する28の星座の
ことをいいます。
③「両足を開いて行くさま」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(大+圭)。「両手・両足を伸ばした人」の象形
(「おおきい」、「立派」の意味)と「縦横の線を重ねた幾何学的な製図」
の象形(「上が円錐形、下が方形の玉」の意味)から、立派な玉(宝石、星)
を意味し、そこから、「奎星(文章をつかさどる神)」を意味する
「奎」という漢字が成り立ちました。(幾何学とは、図形や空間の性質に
ついて研究する数学の分野の事を言います。)
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読み
音読み:「キ」、「ケイ」
訓読み:なし
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あきら」、「ふみ」
画数
「9画」
部首
「大(だい、だいかんむり(大冠)、だいがしら(大頭))」
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