「桐」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「桐」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「きり(ゴマノハグサ科の落葉高木。高さは約10メートル。薄紫の
筒形五つの花びらを持つ花を開く。木材はやわらかで軽くて
吸湿性が少なく、琴・たんす・箱類などの材料となる)」
②「あおぎり(アオギリ科の落葉高木。樹皮は緑色)」(例:梧桐)
③「家々で定めている紋章(マーク)の名前。きりの花と葉を
かたどったもの」
④「こと(琴)。琴はきりで作るから言う」
⑤「とおる(通)」、「通す」
⑥「(きりが模様としてあるから)大判、小判などの貨幣。また、金銭」
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成り立ち |
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形声文字です(木+同)。「大地を覆う木」の象形と「上下2つの同じ
直径の筒の象形」(「あう・おなじ」の意味だが、ここでは「筒(トウ)」に
通じ(同じ読みを持つ「筒」と同じ意味を持つようになって)、「つつ」の
意味)から、「花は筒状で、幹の中心が筒のように中空になりやすい、きり」
を意味する「桐」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「トウ」、「ドウ」
訓読み:「きり」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ひさ」
画数
「10画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
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