「造」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「造」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「つくる」
ア:「ある材料を用いて、形の整ったものやある機能をもったものを
作り上げる」(例:製造)
イ:「建てる」(例:建造)
ウ:「する」、「行う」、「営む」
②「始め」、「始める」、「始めて」
③「遭う」
④「とき」、「時代」(例:末造)
⑤「いたる」
ア:「行く」
イ:「来る」
⑥「出来上がる」、「物事を成し遂げる」
⑦「告げる」
⑧「にわか(突然)」
⑨「あわただしい」、「あわてふためく」
日本のみで用いられる意味
⑩「みやつこ(昔、朝廷に仕えた文武百官の称。また、後世の国守)」
(例:国造(くにのみやつこ)
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成り立ち |
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会意文字です(辶(辵)+告)。「立ち止まる足の象形と十字路の象形」
(「道を行く」の意味)と「角のある牛の象形と口の象形」(いけにえとして
とらえた牛をささげて神や祖先に「つげる」の意味)から、物が目的点まで
形を取るにいたる事を意味し、そこから、「つくる」を意味する「造」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ゾウ」
訓読み:「つく(る)」
常用漢字表外
「いた(る)」、「な(る)」、「はじ(める)」、「みやつこ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「いたる」、「なり」、「みち」
画数
「10画」
部首
「辵・辶・⻌(しんにょう(之繞)、しんにゅう(之繞))」
「辵(辶・⻌)」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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