「質」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「質」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「もの」、「形あるもの」、「体」(例:物質)
②「中身」、「内容」、「もと(根本)」(例:本質、実質)
③「たち(生まれつき)」
④「心」
⑤「事実」
⑥「生地(きじ)(本来の姿、素顔)」(例:質素)
⑦「正す」
ア:「是非(正しい事と正しくない事)を明らかにする」
イ:「疑問を問いただす」
⑧「しち(約束を守る保証として相手に預けておくもの)」、
「抵当(権利や財産を借金等の保証にあてる事)」(例:人質)
⑨「にえ(君主や先生に差し出す贈り物)」
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成り立ち |
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会意文字です(斦+貝)。「曲がった柄の先に刃をつけた手斧×2」
の象形(「価値として釣り合っている」の意味)と「子安貝(貨幣)」の象形
(「財貨(金銭と品物)」の意味)から、「金銭に相当する品物」、「しち」を
意味する「質」という漢字が成り立ちました。また、「信」に通じ(「信」と
同じ意味を持つようになって)、「まこと」の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「シツ」、「シチ」、「チ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:
「たち」、「ただ(す)」、「もと」、「わりふ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「かた」、「さだ」、「すなお」、「ただし」、「み」、「もと」
画数
「15画」
部首
「貝(かい、かいへん(貝偏)、こがい)」
「貝」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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