「袴」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「袴」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はかま」
ア:「和服で、着物を着た上から付けて、腰から下を覆う緩やかな衣服。
紐で腰に結び留める。男性は、成人式や結婚式や葬式に、女性は
卒業式等に穿(は)く。また、弓道や剣道、華道、茶道、舞踊等の
稽古や発表の場でも穿く。」(例:卒業式に袴を穿く)
イ:「つくしの茎を巻いている茶色で輪の形をした葉」
ウ:「笹や草の茎を包む葉」
エ:「どんぐりの実を覆う椀の形をした葉」
オ:「徳利(とっくり-口が狭く胴の膨(ふく)らんだ形をした酒を入れる器)
を置いておく為の筒または升の形をした器」
②「ももひきやズボン等、下半身に穿(は)く物」(例:袴下)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(衣+夸)。「身体に纏(まつ)わる衣服の
襟元(えりもと)」の象形(「衣服」の意味)と「両手両足を広げた人の
象形と弓の反(そ)りを正す道具の象形(「弓なりに曲がった股(また)」
の意味)」(股を大きくする意味から、「誇る」の意味)から礼儀正しさや
名誉(価値があると認められる事)・尊敬の気持ちを表す服「はかま」を
意味する「袴」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「コ」
訓読み:「はかま」
画数
「11画」
部首
「衤(ころもへん(衣偏))」
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