「頂」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「頂」は小学6年生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「いただき」
ア:「頭の最上部」
イ:「頭(首から上の部分、かしら、こうべ)」
ウ:「物の最上部」(例:山頂)
②「いただく」
ア:「頭や物の上にのせる」、「頭上にあるようにする」
(例:王冠を頂く、頭上に星を頂く)
イ:「大切にする」、「価値のあるものを大切に扱う」
ウ:「自分より身分の上の者をお迎えする」、「尊敬して、
尽くす(精一杯働く)」(例:非常に実績のある人を社長に頂く)
エ:「冠の上につけた金・銀・玉などの飾り」
オ:「冠を数える時の単位」
以下は日本のみで用いられる意味
カ:「もらう・食べる・飲む・買い取るなどの謙譲語」
(例:お客から商品の注文を頂く)
キ:「苦労もなく、手に入れる」(例:この試合は頂いたも同然だ)
③「事柄(思考・意識の対象となるものや、現象・行為・性質(特徴)
を指す語)の最も高い所」(例:人気の頂点)
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(丁+頁)。「上からみた釘(のちに横から見た釘の
象形に変化)」の象形と「人の頭部を強調した」象形から、「頭の最上部」、
「いただき」を意味する「頂」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「チョウ」
常用漢字表外:「テイ」
訓読み:「いただき」、「いただ(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「かみ」
画数
「11画」
部首
「頁(おおがい(大貝)、いちのかい(一ノ貝))」
「頁」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |