「課」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「課」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「試みる」、「試す」
②「計る(ある基準を基にして物の長さ・量・重さなどを調べる)」
③「官史(国家機関に勤務する者)の任用試験」
④「公務員・会社員の勤務評定」(例:考課)
⑤「割り当てる」、「割り当てて義務を負わせる」、「割り当て」
ア:「仕事を割り当てる」
イ:「割り当てられた仕事」(例:日課)
ウ:「税を割り当てる」、「税金」(例:課税)
日本のみで用いられる意味
「カ(役所・会社などの内部組織の区分けの1つ)」(例:総務課)
[科・課の使い分け](カする)
「科」・・・「刑罰として金を支払わせたり、労働させたりする。」
(例:罰金10万円を科する)
「課」・・・「義務として割り当てる。」(例:租税を課する)
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成り立ち |
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形声文字です(言+果)。「取っ手のある刃物の象形と口の象形」
(「(つつしんで)言う」の意味)と「木に実がなる」象形(「木の実」の
意味だが、ここでは、「科(カ)」に通じ(「科」と同じ意味を持つように
なって)、「区分する」の意味)から、計画的に仕事を区分し、わりあて、
その結果をはかる事を意味し、そこから、「はかる」、「わりあてる」
を意味する「課」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「こころ(みる)」、「はか(る)」、「わりあ(てる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「15画」
部首
「言(ごんべん(言偏)、げん、ことば(言葉))」
「言」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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