「惑」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「惑」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「まどう」、「まよう」
ア:「どうしたらよいか判断に苦しむ」(例:不惑)
イ:「道や方向がわからなくなる」
ウ:「悪い事に心が奪われる」(例:誘惑)
エ:「うたがう」、「あやしむ」(例:疑惑)
オ:「あわてる」、「うろたえる」
カ:「ひどく~する」(例:思い惑う)
②「まどわす」
ア:「判断や考えなどを混乱させる」
イ:「だます」、「あざむく」
ウ:「見失う」、「まぎれてわからないようにする」
③「まどい」、「まよい」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(或+心)。「矛(ほこ)の象形と村の象形と境界線
の象形」(「武装した地域」の意味だが、ここでは、「さかんに現れる」事を
表す擬態語)と「心臓」の象形から、さまざまな考えがさかんにあらわれる事
を意味し、そこから、「まどう」を意味する「惑」という漢字が成り立ちました。
※擬態語とは、事物の状態や身ぶり等の感じをいかにもそれらしく
象形文字で表したものを言う。
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読み
音読み:「ワク」
訓読み:「まど(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「まどい」
画数
「12画」
部首
「心(こころ)」
「心」を含む漢字一覧
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