「跡」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「跡」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あと」
ア:「何かが通っていったしるし」
イ:「以前に何かが行われたしるし」
ウ:「以前に何かがあったしるし」
②「物事の移り変わりを、以前に何かがあったしるしをもとに調べる」
③「以前に何かがあったしるしがある場所に行く」
日本のみで用いられる意味
④「あと(跡職(あとしき)の略。先代の身分・財産を相続する人。
また、その身分・財産」
[跡・後の使い分け](あと)
「跡」・・・「以前に何かあったしるし」、「本家のあと(後継者)」
(例:戦争の跡、跡を継ぐ)
「後」・・・「うしろの方」、「ある時から更に時間の経過したのち」
(例:故郷を後にする、後の事は頼む)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(足+亦)。「胴体の象形と立ち止まる足の象形」
(「足」の意味)と「人の両わきに点を加えた文字」(「わき」の意味だが、
ここでは、「積み重ねる、あと」の意味)から、「積み重ねられた足あと」
を意味する「跡」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「セキ」
常用漢字表外:「シャク」
訓読み:「あと」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「みち」
画数
「13画」
部首
「足・𧾷(あし、あしへん(足偏))」
「足・𧾷」を含む漢字一覧
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