「響/響」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「響」は中学生で習います。「響」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ひびき」
ア:「音が広がり伝わること。また、その音」(例:音響)
イ:「ものに反射して聞こえる音や声」(例:反響)
ウ:「声」
エ:「耳に受ける音や声の感じ」、「余韻」(例:残響)
オ:「振動」
カ:「評判」
キ:「他に反応・変化を生じさせること」(例:影響)
②「ひびく(ひびきが広がる事)」
③「たより(情報、手紙、知らせ)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(郷(鄕)+音)。「ごちそうを真ん中にして二人が向き合う」
象形(「向き合う」の意味)と「取っ手のある刃物の象形と口に縦線を加えた
文字」(「音(おと)」の意味)から、向き合う音、すなわち、「ひびき」、「ひびく」
を意味する「響」という漢字が成り立ちました。
※「響」は同字(漢字の形は異なるが、同じ意味で、国の規則(決まり)
では認められている漢字)です。
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読み
音読み:「キョウ」
訓読み:「ひび(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おと」
画数
「20画」(響)
「22画」(響)
部首
「音(おと、おとへん(音偏))」
「音」を含む漢字一覧
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