「焦」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「焦」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「こげる(焼けて黒くなる)」
②「こがす(焼いて黒くする)」
③「こがれる」
ア:「一途に思いを寄せる」、「恋い慕う」
(例:長年、焦がれた相手と結婚する)
イ:「そうなりたいと強く願う」
ウ:「望むことが早く実現しないかと居ても立ってもいられないほどである」
エ:「悩み苦しむ」
オ:「いらだつ」
④「こげくさい」
⑤「やつれる(やせ衰える)」(同意語:憔)
⑥「あせる(早くしなければならないと思って 落ち着きがなくなる)」
⑦「じれる(物事が思うように進行しないために 、いらいらと
落ち着かない状態になる)」
⑧「じらす(相手に期待をもたせながらそのことをしないで、いらいらと
落ち着きのない気持ちにさせる)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(隹+灬(火))。「尾の短いずんぐりした小鳥」の象形
と「燃え立つ炎」の象形から、小鳥をあぶる事を意味し、そこから、
「こげる」を意味する「焦」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ショウ」
訓読み:「あせ(る)」、「こ(がす)」、「こ(がれる)」、「こ(げる)」
常用漢字表外:「じ(らす)」、「じ(れる)」、「や(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「12画」
部首
「灬(れっか(列火)、れんが(連火))」
「灬」を含む漢字一覧
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