「核」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「核」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「さね(果実の中心にある堅い部分。種。)」
②「かなめ(ある物事の最も大切な部分)」、「中心」(例:核心)
③「厳しい」
④「究める(深く研究して、明らかにする)」、「調べる」
日本のみで用いられる意味
⑤「カク」
ア:「生物学で、細胞の核を言う」
イ:「物理学で、原子核を言う」
※細胞核とは、真核細胞にふつう1個ある球形の構造物。核膜に包まれ、
核液、染色質、1ないし数個の仁(じん)からなる。
※原子核とは、原子の中心をなすもの。陽子と中性子からなり、
原子番号と同じ数の正電荷をもっている。
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(木+亥)。「大地を覆う木」の象形(「木」の意味)
と「いのしし」の象形(「いのしし」の意味だが、ここでは「かたい」の意味)
から、かたい木を意味し、そこから、「物事の中心」を意味する「核」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カク」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「さね」
画数
「10画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
「木」を含む漢字一覧
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