「巧」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「巧」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「たくみ」
ア:「うまい」、「上手な事」(反意語:拙)(例:精巧)
イ:「技」、「腕前」、「テクニック」(例:技巧)
ウ:「物の出来上がったようす(物の出来具合、作り)」
エ:「くわだて・たくらみ(計画を立てること)」
オ:「からくり(仕組み、構造)」
カ:「いつわり(嘘)」
キ:「よい」
ク:「細工師・大工など、手先や道具を使って物を作る職人」
ケ:「仕事」、「作業」
②「たくみに(物事を手際よく、上手に成し遂げるさま)」
(例:難所を巧みに切り抜ける)
③「たくむ」
ア:「いろいろと工夫する」、「技やテクニックを使う」
イ:「策略(物事をうまく成し遂げる為の計画)を考える」
④「たくみにする」
ア:「上手に行う」
イ:「はかる(計画する)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(工+丂)。「にぎる所のあるのみ(鑿)又は、さしがね」
の象形と「曲がった彫刻刀」の象形から、これらの工具の扱いが
「たくみ(上手)」を意味する「巧」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「コウ」
訓読み:「たく(む)」
常用漢字表外:「うま(い)」、「たく(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「たえ」、「たくみ」、「よし」
画数
「5画」
部首
「工(え、こう、たくみ、たくみへん(工偏))」
「工」を含む漢字一覧
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