「髄/髓」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「髄」は中学生で習います。「髓」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ズイ」
ア:「動物の骨の中心にある黄色の柔らかい血液を作り出す組織」(例:骨髄)
イ:「植物の茎の中心の柔らかな部分」
ウ:「物事の本質(本来の姿)」、「中心点」(例:神髄)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(骨+迶)。「肉を削り取り、頭部をそなえた人の
骨の象形と切った肉の象形」(「骨」の意味)と「段のついた土山の象形
と左手の象形と工具の象形×2」(「くずれる」の意味)から、動物の骨の中心
にあるやわらかなもの「ずい」を意味する「髄」という漢字が成り立ちました。
※「髄」は「髓」の略字です。
※「髓」は「髄」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ズイ」
常用漢字表外:「スイ」(髓のみ)
訓読み:なし
名前(音読み・訓読み以外の読み):「すね」、「なか」
画数
「19画」(髄)
「23画」(髓)
部首
「骨(ほね、ほねへん(骨偏))」
「骨」を含む漢字一覧
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