「擬」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「擬」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はかる・おしはかる(類似の事実を当てはめてみて
見当をつける、推測する)」(例:擬議)
②「なぞらえる(まねて作る、似せる)」(例:模擬、擬声語)
③「うたがう(本当かどうか怪しいと思う)」
④「欲しいと思う」、「願う」、「~しようとする」
日本のみで用いられる意味
⑤「まがい・もどき(似せて作る事。また、そうして作られた物。)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(扌(手)+疑)。「5本の指のある手」の象形と
「十字路の左半分の象形(のちに省略)と人が頭をあげて思いをこらして
じっと立つ象形と角のある牛の象形と立ち止まる足の象形」(「人が
分かれ道にたちどまってのろま牛のようになる」の意味)から、
「おしはかる」を意味する「擬」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ギ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「なぞら(える)」、「はか(る)」、「まがい」、「もどき」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「17画」
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
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