「嫉」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「嫉」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ねたむ」(同意語:妬)(例:嫉妬)
ア:「そねむ(他人が自分よりすぐれている状態をうらやましく思うが、
しかし、本来あってはならない、許せないと思って嫌う)」
イ:「男女間のことで、自分の思うようにならない状況に
不満や悲しみを抱く」
ウ:「腹を立てる」、「怒る」
②「ねたみ(ねたむこと)」
③「にくむ(憎)」
ア:「よくないこと、本来あってはいけないこととして許しがたく思って嫌う」
イ:「他人の言動などに強い不快の感情をいだく」
ウ:「自分に不利益をもたらすものとして嫌う」
エ:「非難する(相手の欠点や不注意によって生じた間違いを
取り上げて責める)」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(女+疾)。「両手をしなやかに重ねひざまずく女性」
の象形と「人が病気で寝台にもたれる象形と矢の象形」(人が矢にあたって
傷つき、寝台にもたれる事を意味し、そこから、「やまい」の意味)から、
女性の病気「ねたみ」を意味する「嫉」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「シツ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「そね(む)」、「にく(む)」、「ねた(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「13画」
部首
「女(おんな、おんなへん(女偏))」
「女」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |