「斐」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「斐」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あや(模様)があって美しいさま」(例:斐然)
②「明らかなさま」
③「軽いさま」
④「なびく(風や水の勢いに従って横にゆらめくように動く)」(同意語:靡)
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成り立ち |
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形声文字です(文+非)。「人の胸を開いて、そこに入れ墨の模様を
描く」象形(「あや(模様)」)の意味)と「互いに背を向けて左右に
ひらく」象形(「そむく」の意味だが、ここでは、「賁(ヒ)」に通じ(同じ読み
を持つ「賁」と同じ意味を持つようになって)、「あや(模様)」の意味)から、
「あやがあって美しいさま」を意味する「斐」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ヒ」
訓読み:「あや」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あきら」、「あやる」、「い」、「なが」、「よし」
画数
「12画」
部首
①「非(あらず、ひ)」
「非」を含む漢字一覧
②「文(ぶん、ぶんにょう(文繞)、ふみづくり(文旁)」
「文」を含む漢字一覧
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