「彩」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「彩」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「いろどり」
ア:「色をつける事。さい。」(例:絵に彩りをつける、彩色)
イ:「色の組み合わせ。色。模様。さい。」(例:美しい彩りの花、多彩)
ウ:「おもしろみ・いい雰囲気や華やかさを付け加える事」
(例:花が記念行事に彩りを添える)
②「いろどる」
ア:「色をつける。さい。」(例:壁を赤く彩る、彩色)
イ:「さまざまの色や物を組み合わせて飾る」(例:花で壁を彩る)
ウ:「化粧する」(例:顔を美しく彩る)
エ:「おもしろみや華やかさを付け加える」(例:数々の伝説で彩られた人物)
③「艶(つや)」、「輝き」(例:光彩)
④「形。姿。様子(状態。)」(例:神彩)
⑤「美しい」、「模様がある」、「飾りがある」(例:彩虹、彩雲)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(采+彡)。「木の実を採取する象形」(「つみとる」の
意味)と「長く流れる豊かで艶(つや)やかな髪」の象形(「いろどり(模様・色)
の意味)」から、多くの色の中から、人が意識的に選んでとりあげる事を
意味し、そこから、「いろどる(色をつける)」を意味する「彩」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「サイ」
訓読み:「いろど(る)」
常用漢字表外:「あや」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「いろ」、「さ」、「たみ」、「てる」
画数
「11画」
部首
「彡(さんづくり(彡旁)、けかざり)」
「彡」を含む漢字一覧
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